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春のスペシャリテ ホワイトアスパラガス

春のスペシャリテ

Wakiya一笑美茶樓恒例の食材研究会、4月は「極上ホワイトアスパラガス」です。
Wakiyaのスペシャリテといえば、フカヒレの上海風煮込み。季節ものでいえば、秋はやはり上海蟹が外せません。では春は?と聞かれたら間違いなくホワイトアスパラガス!です。3月中旬からおよそ4月いっぱい、長くて5月上旬まで。調理場にドンと届くホワイトアスパラの木箱がWakiyaの春の風物詩です。シーズン最初の少し細めのアスパラが3月下旬から段々に太くなっていく様子を見ると、我々スタッフもワクワクしてきます。

主役を張れる野菜

メインディッシュといえば、肉や魚介が通常ですが、野菜であるホワイトアスパラガスが主役になりうる理由。考えてみると、ここまで存在感のある野菜は思いつきません。そこでホワイトアスパラガスの美味しさの理由を調べてみました。
ホワイトアスパラガスは、芽が出る春先に土を盛り、日に当てずに伸ばす「軟白栽培」をしたもの。日にあたっていない分グリーンアスパラより栄養分は劣りますが、やわらかくて青臭さが無く、ほのかな甘味が感じられます。アスパラガスに含まれるアスパラギン酸は、アミノ酸の一つで優れた栄養成分であり、うま味のもとでもあります。さらにうま味成分といえば!のグルタミン酸も含まれています。つまり心地よい食感とうま味が食べた時に野菜のイメージを超える満足感を与えてくれるのですね。さらに組み合わせる材料やソースをやさしく受け止め、お互いを引き立て合う包容力。勉強もスポーツもできて、その上人望の厚い生徒会長みたいな存在かもしれません。

Wakiya流ホワイトアスパラ料理

フレンチやイタリアンで使われることの多いホワイトアスパラ。たまに中国料理では珍しいね、とお声をいただきます。そんな方にぜひお試しいただきたいのが、Wakiyaのスペシャリテ。合わせるのは和食の素材としてポピュラーな生湯葉です。サクッとしたアスパラにフワッ、トロリとした生湯葉。この2つを中国料理の一品にまとめ上げるのは、山椒の香りを生かしたソースです。さらに数種の香辛料を合わせた特製のタレに漬けた卵黄。この四つが一体となって、中国料理の新しい魅力あふれる一皿が出来上がります。

新しい発見は食材研究会で

脇屋が極上のホワイトアスパラガスをはじめ、春の食材を使って腕を振るう食材研究会。研究会と聞くと少々お堅いイメージですが、美味しいものがお好きならどなたにもご参加いただけるイベントです。月々のテーマは、旬の食材であったり、日本各地の名産品であったり、中国料理の伝統であったりと様々ですが、毎回オーナーシェフ脇屋友詞がテーマに沿ってメニューを考案し、お客様を驚かせ、楽しませるコースを作り上げています。
ぜひ一度、Wakiya一笑美茶樓へ足をお運びください。皆さまのお越しをお待ちしております。

第183回食材研究会はこちらからもご予約いただけます。
4月6日(火)・7日)17時よりお好きな時間でご予約ください。

ご予約・お問い合わせはこちらまでお気軽にどうぞ。
Wakiya一笑美茶樓
TEL 03-5574-8861

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